経営計画書は経営の羅針盤
あなたは羅針盤も無しで荒波の大海の中を航海できますか?
経営計画とは、どのような経営環境の変化の元でも振れない軸を持った経営を継続する為に整えられた、経営理念・経営目的・社会的使命・行動規範・経営方針や経営戦略・経営計画のことを言い、それらを具体的に示し明文化したものは、経営計画書・事業計画書・経営指針書・経営方針書などと様々な名前で呼ばれ、荒波の大海を迷わずに航海して目的地に無事にたどり着くための「経営の羅針盤」と言われています。
経営計画書は、「経営理念」・「経営ビジョン」・「経営方針」・「中期経営計画」・「単年度経営計画」で構成されます。
従来の既成概念や常識や価値観に囚われないことも必要です。
- 設立 1年間以内に倒産する企業・・・約60%
- 設立 5年間以内に倒産する企業・・・約80%
- 設立10年間以内に倒産する企業・・・約95%
新規設立企業の統計では、10年間以上ビジネスを継続出来ている企業はたった5%程度だそうです。
どのような経営環境の変化の元でも、振れない軸を持った経営を継続することが必要なのに合わせて、新しいビジネスに取り組む際には、従来の既成概念や常識や価値観に囚われない発想力やモノの見方や考え方を持つこともまた必要だと心得て下さい。
経営理念とは?
企業の経営活動を通じて実現を目指す、夢や理想・信念や信条・使命観や価値観を具体的に示したものです。
- 自社の存在意義は何なのか?
- 自社の事業目的は何なのか?
- 企業経営の目的は何なのか?
経営ビジョンとは?
自社が目指す将来の夢・理想・使命を具体的に示したものです。
経営方針とは?
経営理念や経営ビジョンを実現するために、中期目標やそれを実現するための戦略を確定し、自社の進むべき方向や道筋を具体的に示したものです。
中期経営計画とは?
経営方針を実現するために、3年間~5年間の中期的な活動計画を分類毎に具体的に示したものです。
単年度経営計画とは?
中期経営計画を実現するために、1年間の短期的な活動計画を分類毎に具体的に示したものです。
PCDAサイクルとは?
経営計画を実践し仕事の質を徐々に高めて目標の成果を挙げるために、「計画(Plan)」⇒「実行(Do)」⇒「検証(Check)」⇒「対策(Action)」を継続的に廻して好循環に導くサイクルのことです。